出版物紹介

政治-含む国防軍事

地域情報諸政策と公立諸大学

著者：笹山忠則
Ａ５判、並製本、本文164頁
1,980円（本体1,800円＋税）
4-901409-11-5　C3031
在庫なし

内容要旨

序　章　地方政府の情報政策と公立諸大学の情報機能
第１部　大学誘致政策と地方立地大学の経営
第１章　地域と大学
第２章　福島県・会津若松市と会津大学
第３章　宮崎県の情報化政策と宮崎公立大学の設置
第４章　地域教育機関のネットワ−ク化
第２部　地方政府の情報政策
第５章　地域高度情報化と地域情報格差
第６章　地方政府の情報政策における大学の位置づけ　——東日本——
第７章　地方政府の情報政策における大学の位置づけ　——西日本——
第８章　地方中枢都市の情報政策
補　論　Civilian Autonomy In Local Information Societies Without Information Illiteracy

執筆者一覧地域情報政策研究グループ（※は代表者・編者）
植田義幸　四天王寺国際仏教大学文学部専任講師
※笹山忠則　大阪府立看護大学医療技術短期大学部教授
高見　茂　京都大学大学院教育学研究科教授
谷川至孝　仏教大学教育学部助教授
宮野良一　芦屋大学教育学部教授
村田鈴子　群馬県立女子大学名誉教授・前龍谷大学国際文化学部教授

地域に密着する公立諸大学が、この先進情報社会の中で独自の役割を果たすためには如何なる戦略が必要だろうか。
本書では地方政府の情報政策に対して公立諸大学（詳細な定義は本書を参照）の果たすべき役割を全国的に考察する。
編著者自らが推薦文を書くとは聊か手前味噌で恐縮だが、各地でいま公立諸大学が公設民営化の方向で再編されようとしている現在、臆面もなく紹介するだけの価値はあると信じる。（笹山忠則）

出版物一覧にもどる