出版物紹介

哲学

ゲーテの秘密結社
−啓蒙と秘境の世紀を読む

著者：北原博
A5版、並製本、198ページ
3,300円（本体3,000円＋税）
4-901409-05-0　C3010
在庫なし

内容要旨

序「ゲーテと秘密結社」研究の現状と課題
第一章　時代背景
第一節　啓蒙の担い手としてのフリーメイソン
第二節　いかがわしき秘密結社
第三節　フリーメイソンの抑圧者ゲーテ
第二章　作品に書かれたイニシエーション
第一節　自己形成とイニシエーション『ヴィルヘルム•マイスターの修業時代』(1)
第二節　アベは何者かー『ヴィルムヘルム•マイスターの修業時代』(2)
第三節　人類再生のイニシエーションー『メールヒェン』
第三章　儀礼から生の実相へ
第一節　秘密結社の後退
第二節　活動と不死性—ゲーテのロッジ詩
終章

ゲーテの人間観の核心に迫る！
ゲーテが秘密結社的作品を集中的に書いたのは、ゲーテが秘密結社社員として活動していた時期ではなくなった。秘儀伝授に着目し、当時のゲーテの文学作品を解読し、ヨーロッパ精神史を究明した学術書。

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ゲーテの秘密結社−啓蒙と秘境の世紀を読む

ゲーテの秘密結社
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